子どもの非行や問題行動が起きたとき、ご家族は驚き、怒り、心配、自責感など多くの感情を抱えます。「厳しくすべきか」「見守るべきか」で家族内の意見が分かれることもあります。相談では、まず安全に関わる問題と、時間をかけて取り組む問題を分けて考えます。
最初に確認したいこと
- 本人や家族の生命・身体に差し迫った危険がないか
- 家出、暴力、金銭、犯罪被害など緊急性のある状況か
- 学校や関係機関ですでに把握している人がいるか
- 家庭内で安全に過ごすための最低限のルールがあるか
差し迫った危険がある場合、オンライン相談だけで対応しないでください。
警察・救急・児童相談所など、状況に応じた地域の緊急窓口へ連絡することが優先です。
警察・救急・児童相談所など、状況に応じた地域の緊急窓口へ連絡することが優先です。
非行の理由を一つに決めつけない
問題行動には、友人関係、学校生活、家庭内の葛藤、衝動性、孤立、本人なりの困りごとなどが影響していることがあります。原因をすぐに断定するより、「行動の前後に何が起きているか」を整理します。
家族として相談できること
本人が相談に参加しない場合でも、ご家族だけで対応を相談できます。本人への伝え方、家庭内のルール、関係機関との連携、家族自身の疲労や不安を整理することも重要です。
相談時に役立つ記録
出来事の日付、行動の内容、直前・直後の状況、家族が取った対応、その後の変化を簡単に記録すると、繰り返すパターンを把握しやすくなります。本人を監視するためではなく、対応を考える材料として使います。
